具志川城跡

沖縄本島最南端の糸満市喜屋武にある具志川城跡(ぐしかわじょうあと)
久米島の真金声(まかねくい)按司が築いた城といわれていて国指定史跡に指定されています。
具志川城跡

具志川城跡の城壁

具志川城跡の城壁
具志川城跡は海岸の断崖に立地しており、城壁は地形を生かした作りになっています。城壁の外側は絶壁になっており高さを感じますがここからは一面に広がる海や海岸線を一望することができます。

中央には潮吹き穴

中央には潮吹き穴
城跡の中央付近にはスーフチミー(潮吹き穴)と呼ばれる天然の縦穴があり、海までつながっているようです。現在はスーフチミーは鉄柵で周りを囲われており穴の部分にも網目状の蓋がかぶされていました。風だけが通るようになっているようです。

石灰岩の野面積み

石灰岩の野面積み
石垣は石灰岩の野面積みで作られています。城門には切石が使われた痕跡も残っているようです。喜屋武岬から車ですぐの距離にありますので一緒に観光されると良いと思います。

具志川城跡の地図

具志川城跡の場所は沖縄県糸満市字喜屋武です。