沖縄の市場で見かける豚がサングラスをかけている姿。
観光客向けのパフォーマンスなのかと思っていました。
ところがあの豚の顔も売り物だったのですね。
確かに作り物ではなく本物の豚なのでずっと飾っておけるはずがありません。
聞いた所によると沖縄では豚は「ひづめと鳴き声以外はすべて食べる」と言われているそうです。
あの顔も食べるのですね。
豚一匹がどうやって食べられているのか知りたいです。
ラフテーなどの肉類であれば食べ方を想像することができます。
あとは骨は豚骨ラーメンの出汁かな。
他の部位はどのように食べられていますか?
さすがに豚は生肉ってことはないですよね?
豚の鳴き声以外すべて食べる部位とはへのコメント
■豚の耳の部分はミミガーとして、顔の皮はチラガーとして食べられています。
顔の部分を燻製にしたチラガーもお土産に売られていたりもします。
実際に買ったことがないのでどのように調理をして食べるのかは分かりませんけど。
■あばら骨の部分はソーキとして、赤身と脂身が交互に3層になっている三枚肉と言われる部分は沖縄そばのトッピングに良く使われています。
ソーキの部分に軟骨があるのは軟骨ソーキとして軟骨ごと食べられます。
■血も食します。
血をそのままで飲む訳ではなく料理で豚の血を使った料理があります。
チーイリチーと言われている沖縄料理ですが調理に手間がかかるのであまりお目にかかれません。
機会があったらぜひ食べてみてください。
■沖縄の伝統的な料理に「中味汁」という料理があります。中味とは豚の内臓を使った料理になります。主にお盆や正月に食べられる料理ですが沖縄料理屋などでも提供している所も見かけます。
沖縄そば屋でも中味そばがあったりします。沖縄そばに中味がトッピングされている感じです。
中味の下ごしらえには手間がかかるので大変なようです。
沖縄料理屋で見かけたら食べてみると良いと思います。おいしいですよ。