屋良ムルチ

沖縄県にある大蛇伝説の場所が屋良ムルチです。ムルチ伝説とはムルチという古い沼に大蛇が棲んでいて暴風を起こしたり、住民に禍を及ぼしたりしていました。住民は童女を生け贄として捧げ禍を鎮めていたそうです。親孝行の娘が生け贄に選ばれました。年老いた母を遺すことになりましたが住民を救うために生け贄になる決意をしました。すると生け贄の儀式の最中に天神様が現われて大蛇を退治してくれた。王は大変喜んでその娘を妃として向かい入れ母と共に幸せに暮らせたというお話です。
屋良ムルチ

屋良ムルチ入り口の階段

屋良ムルチ入り口の階段
場所は道の駅かでなを左手に少し先に行った左側にあります。案内板が立っていてそこから入ると階段があり下っていくと池と緑が生い茂る空間に出ます。

祭壇のような場所

祭壇のような場所
先端には祭壇のような場所があり、緑色をした沼が広がっていて何か潜んでいそうな雰囲気でした。

大蛇伝説の場所

大蛇伝説の場所
道の駅かでなは白龍がモチーフになっています。嘉手納町でお祭りや野國總管まつりで使われるであろう白龍を屋良ムルチで祈願しているのをみたことがあります。大蛇と白龍のつながりもあるのでしょうね。

屋良ムルチの地図

屋良ムルチの場所は沖縄県中頭郡嘉手納町屋良です。