古宇利島の渡海浜（トケイハマ）には不思議な形状をした岩があります。場所は古宇利大橋からちょうど反対側の位置にあり古宇利島を道路沿いに走行して行くと円筒状空洞地形と書かれた小さめの案内看板を目印に海側へと進むとトケイ浜に到着します。岩場と岩場に囲まれた綺麗なビーチが広がっています。
自然に形成されたポットホール
海岸沿いに少し歩くともっと広めの砂浜がありますので歩いてみてください。海の中にある岩を良く見ると人工的に作られたかのような真ん丸の穴が開けられています。これがポットホールと言われるもので自然に形成された穴になります。
浸食によって穴が形成
ポットホールとは琉球石灰岩が海面低下に伴って浸食されていき円筒状の空洞地形が発達したものと推測されているようです。通常のポットホールは固い表面の弱い部分が水流などの浸食にによってくぼみとなり砂や石などがくぼみを回転して円状の穴が形成されます。
長い年月をかけて作れれた芸術
この古宇利島で見られるポットホールは下向きの物もあるのですがほとんど横向きに穴が開いていて向こう側を覗くことができるとても珍しい形状になっています。長い年月を経て作られた不思議な自然の芸術をぜひご覧になってみてくださいね。
古宇利島のポットホールの地図
古宇利島のポットホールの場所は沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利です。
